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よけいな日焼けはシワのもと

シワは知らない間に出来ている
自分の顔が「老けた」、「オバさん化した」と最もはっきり気づくのは、どんなときでしょうか。
それは、これまでなかったシワに気づいたときではないでしょうか。
シワは、20代の頃からまず、目元に現れます。
目の下や目じりに小ジワとして現れます。
そして、年齢とともに口のまわり、眉間、額など顔全体に広がっていきます。
このように、年齢を重ねることにより出来てくるシワとは別に、紫外線を浴び続けることによって出来るシワもあります。
漁師や農家の人など、毎日屋外で活動する人々の顔には、相当深いシワが刻まれていることがあります。
このようなシワは、紫外線が原因です。
これを光老化によるシワと呼びます。
シワも、単なる加齢のためではなく、紫外線による日焼けによって引き起こされる現象なのです。
シワはなぜ出来る?
シワは、真皮の変化が原因で生じます。
真皮とは、皮膚を構成する組織の一つで、表皮のすぐ下に位置しています。
真皮は肌の弾力性を保つコラーゲンや、エラスチンなどの繊維、それらの間を生めるヒアルロン酸などの基質から成り立っています。
お肌のハリや弾力はこれらの組織に大きく作用されています。
ところが、お肌が紫外線を受けると、これらの組織が変質されてしまいます。
コラーゲン繊維は小さく切断され、エラスチンも変性します。
このため、皮膚が弾力を失ってたるみ、シワになります。
太陽光をわずか数分あびるだけで、数時間後から皮膚のコラーゲンを小さく切断してしまう酵素(コラゲナーゼ)が作られ始めるのです。
子どもの頃には、切断されたコラーゲンやエラスチンを再生する能力が高いのですが、
年齢とともにその能力が衰えていき、シワとなって蓄積していくのです。
若いときに紫外線を浴び、切断された皮膚の繊維が、年をとってからシワの形で現れてくるのです。
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