メラニンとシミの関係
いつの間にか顔のいたるところに見られるシミ・・・。
お肌の悩みのうち、30代前後の女性が最も気になるトラブルの一つではないでしょうか。
シミとは、顔に出来る色素沈着のことです。
メラニンが肌に沈着している状態をいいます。
なぜ、肌全体ではなく、ある一部だけが色が濃くなり、シミになるのでしょうか。
それは、色素細胞のメラニンを作る働きに関係する遺伝子に突然変異がおき、メラニンが大量に作られたためです。
シミの直接の要因となる要素について以下のようなものがあげられます。
シミができる原因とは
1.日光にあたった後に出来る
皮膚が日光に弱く、そのためかぶれを起こした後、シミになる場合があります。
肌が白く、普段あまり日焼けをしないタイプのお肌の人の場合が多いです。
2.肝臓、卵巣の働きが悪いと出来る
中年以上の女性に多い。肝臓、卵巣の働きが悪い人は、日光に対してお肌が敏感になっています。
3.妊娠すると出来る
妊婦に限らず、卵巣機能が悪くなってしみが出来る場合があります。
特に、妊娠1~2ヶ月は目立ちやすいです。
しかし、分娩後2,3ヶ月すると自然に消えていくので、多くの場合長く残ることはありません。
4.精神的な要因により出来る
シミが急激に出来た人の場合、それが出来る1,2ヶ月前に家庭内やその他のトラブルがあり、精神的に悩み事を抱えていたというケースがあります。
メラノサイト(色素細胞)は神経系性のもので、精神的影響を受けやすいのです。
これらの要因の一つが原因で出来ると言うわけではなく、様々な要因が複合的に重なり合いシミと言う形になって現れるのです。